REITで資産形成に差をつけろ!高利回りのJ-REIT入門

REIT売買のタイミング

REITにも株式投資同様な売買のタイミングはあるのでしょうか?元々、REITは長期で保有することでメリットが生かされる金融商品なので、ネット株のように売買が盛んに行われるとは考えにくいと思います。では、どのようなタイミングで売買をしていけばいいのでしょうか?

REITがデイトレードなど短期売買向きの投資スタイルにあまり向いていないことは周知の通りです。皆さんは、株式投資において長期投資の経験はお持ちでしょうか?その際、投資判断の基準はどのような点に着目しますか?

株というものは、上がり続けるものでも下がり続けるものでもありません。事業自体に何の問題もなくても一年のうちに下がる時期があります。それは「配当権利落ち」直後です。配当等を受け取ろうと考える投資家は、その権利を受けるために基準日の4日前「権利付売買最終日」に株式の購入をしなくてはなりません。

REITも同様で、基準日の4日前までに購入をしなくては、分配金を受け取る資格ある投資主の確定を受けることができません。6月決算の企業であれば、6月30日が基準日となり6月26日が「権利付売買最終日」です。27日は「権利落ち」となり、この日に購入しても投資主の権利はなく、実際に株価は下降します。

長期で保有しようとすれば、買いのタイミングと言えます。ただし、必ず株価が下がるという保証はありません。良いタイミングで買おうと思っていたのに、株価も下がらず、分配金もおあずけというリスクも考慮しておきましょう。

REIT投資家の中には、分配金よりも売却益を得ようとお考えの方もいらっしゃるでしょう。そうなると、株価の上がりやすい時期を狙うといいのです。一般的に株価の上昇は、優良な企業であれば決算や中間決算の公示間際や何らかのニュースが発表になった時です。日ごろから、自分が投資したREITの値動きをチェックしながら、売りのタイミングを計ればいいでしょう。

REITは長期保有することで投資家にメリットがありますが、株価は絶えず動く生き物なので、REITだから大丈夫などと安心していてはいけません。今後、REIT人気に拍車がかかるほど、デイトレ感覚の投資家も多く参入してきます。

株価の値動きはまめにチェックし、利回りの変動や投資法人の所有物件は優良なものかなどの企業として健全な運営がされているかなどの調査は必要となることを忘れないでください。

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