REITで資産形成に差をつけろ!高利回りのJ-REIT入門

不動産投資法人と株式会社

不動産投資法人と株式会社の共通点又は相違点はどこでしょうか。不動産投資法人は証券取引所に上場し、投資証券を発行しています。投資家は株式会社と同様に証券会社を通して証券取引所で投資証券の売買ができるようになっています。不動産の運用という事業目的に限られてはいますが、投資家から出資を得て、その出資金を元に事業を運営していく点では株式会社と同じです。

また、不動産投資法人においても株式会社の株主総会にあたる投資主総会が開催され、役員会もあります。株式投資では、「株券」にあたるものをREITでは、「投資証券」と呼びます。株券の所有者を「株主」と呼ぶのに対し、投資証券の所有者は「投資主」と呼ばれます。また、株数は、1株と数えますが、不動産投信では、1口と数えます。使われている言葉は異なりますが、用語の性質は同じです。

では、不動産投資法人と株式会社の相違点は何でしょうか。根本的に異なる点は、株式会社は様々な事業を運営しているのに対し、不動産投資法人は、それ自体が事業を運営することを法律で禁じられています。そのため、不動産投資法人は保有する不動産の運営や管理といった業務全て外部の会社へ委託しています。いわば、不動産投資法人は、「器」として存在しているのです。

株式会社は決算の後、会社が得た利益を株主へ配当金を出します。ですが、収益のほとんどを配当金として投資家へ払うわけにはいきません。収益は次期の事業運営や拡大への資金へとしなければならないからです。

では、不動産投資法人は収益をどのように利用するのでしょう。不動産投資法人が得た収益は、必要経費を差し引いた分配可能利益の90%以上を投資家へ分配することで法人税が免除されます。このため、REITは利回りの高い金融商品として注目されているのです。

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