REITで資産形成に差をつけろ!高利回りのJ-REIT入門

所有する不動産の種類

2006年6月末現在、上場するJ-REITの本数は36本あり、運用資産残高は約4兆円を超えました。益々広がりを見せる不動産投資信託(REIT)ですが、市場規模が拡大するにつれて、組入れる物件のタイプも多様化してきたように思えます。

それぞれの投資法人には独自の投資方針があり、所有する不動産に特徴があります。J-REITの主流は、オフィスビル特化型・商業施設特化型・住居特化型、これら3つを組み合わせた複合型などがあります。中にはリゾート専門のホテル特化型の投資法人もあります。REIT発祥の地であるアメリカでは、様々な特化型REITがあり、オフィスビル、商業施設、住居はもちろんのこと、刑務所までREITの対象になるというから驚きです。

投資方針は投資法人により様々です。J-REIT第一号でもある日本ビルファンド投資法人(8951)はオフィスビル特化型であり、東京都心を中心に東京近郊、地方都市などにオフィスビルを所有し運用しています。日本リテールファンド投資法人(8953)は商業施設特化型であり、設立当初は小規模でありましたが、郊外型大型商業施設の進出に伴い、利益を伸ばしてきています。

オリックス不動産投資法人(8954)は、複合型であり、J-REITで初めてホテルをREITの対象にした投資法人です。現在は、オフィスビル・商業施設・住居・ホテルと資産を分散させています。このような複合型は、オフィスビルを中心として、商業施設へ資産分散をしたり、住居で安定した利益収入を確保したりしています。

また、地域なども特徴があり、現在のJ-REITでは東京都心部が中心となっています。というのも、バブル崩壊後、地方都市での不動産市場はまだ厳しい状況であり、東京での不動産投資に集中しているからです。ですが、資産分散の必要性を考えると、東京近辺に集中するのではなく、地方都市の不動産投資も今後進められるでしょう。また、近年の大型商業施設の郊外進出の追い風もあるので、今後の動きが期待できます。

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