不動産投資信託の分配金
不動産投資法人は収益から必要経費を差し引いた利益のうち、90%超を投資家へ分配することで税金が免除となり、利益のほとんどを投資主に還元することができます。ここでは、どのようにして分配金が決定するのか流れを見ていきます。
1.資金調達と投資
不動産投信Aが資金調達をします。20万口で400億とすると、募集する1口当たりの投資口は20万円となります。
2.不動産の保有
資金調達した400億で不動産を保有します。その不動産から得られる年間賃貸料が30億円になりました。
3.必要経費
金融機関からの支払利息や運営経費など、コストが15億円かかりました。
4.利益
収益である30億円からコスト15億円を差し引くと残り15億円となります。株式会社は、この15億円に対する法人税を支払いますが、不動産投信では、この利益の90%超を分配することで法人税が免除されます。そこで、14億円を分配することにします。
5.分配金
1口当たりの分配金は 14億円÷20万口で7000円となりました。分配金利回りは3.5%となります。
上記では分かりやすいように年1回の決算としましたが、現状ほとんどの不動産投信では年2回の分配金が支払われています。決算期の異なるREITに資産を分散させておけば、毎月分配金を受け取ることも可能となるのです。
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